【心理】ある気持ちがダイエットを邪魔している！

どうも、専属ダイエットコーチの九条圭です！

けい

ダイエットするときの“心理”が及ぼす影響について述べていくよ！

「あーこのお腹の肉を落としたい！」

「まだまだ！このSサイズの服が着たい！」

「あそこまで痩せたい！○キロまで絶対いく！」

あなたは、こういうことを思ったことはないですか？

日頃、ダイエットのカウンセリングや指導をしていると、

このような強い気持ちを持つ方が、かなり多いです。

実は、このような思考や心理は、

かなり高い確率で、
やせることを邪魔してしまいます。

思えば、思うほど、

失敗する方向に傾いていく

ということです。

ぜひ一度、よく考えてみてください。

そういった思考や心理によって、ダイエットが上手くいったでしょうか。

もしあなたに思い当たる節があるならば、それは

・ダイエットを、さらにツライものにさせる
・なかなか痩せなくさせる
・すぐにリバウンドする

これらの確率を上げてしまうだけです。

あなたが偶然この記事を見つけたということは、

今この瞬間が、
今までのあなたのダイエットを見直すタイミング

だということです。

今回の記事が、

あなたの行動を変えるきっかけになれば、幸いです。

まずは、科学的なデータから！

普通にやっていれば、ほぼ痩せません！

まず、結論を先にいってしまうと、、、

ダイエットを今までの考え方で普通にやっていると、ほとんど痩せない。

「どうにかしてダイエットで痩せたいんだ！！」と、強く思えば思うほど、痩せにくくなる。

ということです。

フィンランドのヘルシンキ大学などの研究結果が参考になります。

参考文献：
Kärkkäinen, U., Mustelin, L., Raevuori, A., Kaprio, J., & Keski-Rahkonen, A. (2018). Successful weight maintainers among young adults—A ten-year prospective population study. Eating behaviors, 29, 91-98.

このリサーチでは、

女性2452名
男性2227名

を、

10年間にわたって

毎日の食事内容や、喫煙の有無、ライフスタイル要因などを調べていきました。

体重変化への要因は、何なのかを明らかにしたものです。

10年間のデータをみてみると、

体重をキープできていた人の割合は、

女性：28.6％
男性：23％

のみでした。

さらに、減量できていた人の割合は、

女性：7.5％
男性：3.8％

と、非常に少なかったのです。

つまり、

一般的な考え方で、
今まで通りのダイエットをやっていると、

統計的にほぼ痩せない

と、データからわかります💡

望みすぎるな！足元を固めろ！

データをみていくと、そこにはある傾向が確認されています。

実は、いきなり食事を抜いたり、摂取カロリーを急に減らしたり、

食事の規則性（リズム）を乱すような行為

をよくしている人が、

体重増加につながってしまっていたのです💡

そして、

どのような人が、頻繁に食事の規則性を乱しがちになるのか？

それが、

「なんとかして痩せたい！」

と、強く思ってしまう人なのです。

つまり、

ダイエットをするとき、

「こうなりたい！」
「ゼッタイに痩せたい！」
「これをやらなきゃいけない！」

など、強く思う人ほど、食事習慣は乱れやすくなり、

結果的に体重増加を招く
痩せにくくなる

ということです。

したがって、

ダイエットをやるときは、あまり強く自分に望んだり、頑張って高いハードルを設定するのではなく、

「やるべきことではなく、現在の自分ができることをやる」

といった

“自分の足元を固めていく思考”

が、必須です。

これは、ほとんどのダイエッターができていないことです。

ダイエットをする人ほど、自分の心理に目を向け、事前に気をつけることが必須ということを覚えておきましょう！

今回の内容は、下記からの抜粋です。もっと心理を深める方は、コチラをどうぞ！